特掃 南天竺

〒949-1352 新潟県糸魚川市大字能生1020-6 2F

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南方 むつき (特掃 南天竺 代表)

1977年10月生まれ 

新潟県出身(本籍地) 

神奈川県秦野市渋沢/長野県伊那市美篶 在住

高卒後上京。飲食業、音楽•映像関連業、小売店販売業を経て個人事業を立ち上げる。弟の自死を契機に

自死•孤立死問題への取り組みを開始。特殊清掃業

以外では全国の遺族会での懇談・講演・相談会、また自然葬アドバイザーとして葬送関連の相談、サポート等、グリーフケア及びそれに付随する遺族支援活動に

従事している。

 

特定非営利活動法人/

全国自死遺族総合支援センター

グリーフサポートリンク正会員

特定非営利活動法人/

日本ハウスクリーニング協会会員

 

ハウスクリーニング士 <H5-3081

遺品整理士 <第IS07104号

(遺品整理士認定協会地区統括員/新潟上越エリア)

事件現場特殊清掃士 <第CSC01623号

(事件現場特殊清掃センター地区統括員/新潟上越エリア)

自然葬アドバイザー <第NA01044号

<経緯について>

 

私は自死遺族です。2012年9月に弟を亡くしました。

弟は自宅で自ら命を絶ちました。考えた末、道を見出せず自室で意を決したようです。

 

自分は発見者でもありました。

発見時にいた祖母はアルツハイマーが幸いした部分もあるようですが、心的ストレスは多大でありました。

同じく発見時に関わった隣に住む看護師の叔母はPTSDになりました。職業経験による免疫とは別次元のもの

であったという事でしょう。察するのは容易いです。ただでさえ、改善こそあれども癒える事はない出来事

なのです。PTSDの恐ろしさは悲惨そのものです。目の当たりにしました。

 

自分は幸いPTSDに至りませんでしたが、この出来事で人生の価値観はひっくり返りました。

全ての終わりであり、始まりでありました。

本当に様々な体験•経験がありました。考えない日などありません。

身内では父方祖父、弟の2人が自死。交流の深い、近しい親戚では2人が自死。...近縁者でこれで4人です。

明らかに普通で無い、異様な有様です。

 

これまでは安易に自殺を否定していました。しかしその考えはどうやら改めねばならないと考え始めました。

衝動的•突発的であれ、計画的であれ、選択の余地を失っての止む無き緊急措置/不望の手段なのです。

道徳に反する行為という理由だけで片付けられる事とはどうも様相が違うのです。

この認識の相違が世間の偏見へと繋がる原因である事に、ようやく気付いた次第です。

家では、さすがに死因を伏せる選択をしました。新聞の"お悔やみ欄"には掲載をしませんでした。

事業開始に際し、自分一人の意思のみで死因を公にできません。

「南方」という職業上の氏名を名乗るかたちを選んでいます。本名ではありません。

(電話対応では"南方"(ミナカタ)を名乗りますがすぐに本名でご紹介改めます。名刺は本名記載です。)

各資格の認定証は実名取得ですのでHP上では伏せています。諸事情ご理解いただきたく思います。

 

実家はコンビニ業を営んでいます。当清掃業の開業にあたっては両親の強い反対がありました。

長男という事情と、"あの"悲しみを呼び起こすというこの職柄に加えて、

なによりも業種への偏見からくる激しい抵抗があったのです。離縁を求められ、考えられる限りの、

出来うる限りの手段や方法をとる事に応じました。人の死に直接的に関わる業種には、

残念ながらそういったものが未だ存在するのが実情です。悪徳業者の存在もそれを助長する事でしょう。

社会に差別•偏見があるのも事実である以上は、家族に配慮する必要がありました。

事、母親からの圧力と散々な言われようには随分と苦心していますが、

それでも自分がやり始めねばならないと強く感じたのは、あのような同じ苦しみを抱える人たちが

あまりにも多すぎるためです。ネット中心に情報を集め、世の実態を知れば知るほどに、

自分たちさえこの苦しみを何とかやり過ごせれば..などという考えからは離れざるを得なくなってゆきました。

両親は弟の"あの"現場を見ずに済みました。

自分が見出した道なり答えに対する必要性への無理解•無自覚は、不運にして幸いな事でもあると思っています。十分な話し合いの場がかえって理解の強要に及んでしまっては本望でありませんし、特に、

あんな"強烈な負に満ちた場"に対しての理解を促す事などできませんでした。致し方無い事です。

 

NPOを始めとする多くの遺族支援団体ではどうしても受け身にならざるをえません。

SOSのサインが不可欠だからです。

遺族はただでさえ深刻で致命的な癒えない苦しみを抱えます。

辛さに足掻いてみせる事もままならないような人も当然沢山おられる事でしょう。

そういった方々を見つけ出す事が出来ないのです。それが非営利団体の限界点とも感じるのです。

ハウスクリーニング士、事件現場特殊清掃士、遺品整理士の各認定資格を取得し、清掃業という手段を

選んだのは、それら課題を克服すべくもう一段階、さらに一歩踏み込む方法を考えた末の自分の結論でした。

 

自分と似通った経緯で取り組まれている掃除屋さんというものはまだ見つけられておらず、

一抹の不安こそ有りはするのですが、自分の持てる全てを活かして目的を果たすにはこの方法しか

見出せなかったのです。嫌々ながらも化学を長くかじった経緯、

飲食業•音楽/映像関連業•小売店販売業から得た経験とスキル、そして各認定資格。

NPOの一員としての自分、そしてなによりも自死遺族としての実体験がある自分。

これら全てをもってして、残りの人生を故人と遺族の救済に充てようと決めました。

 

この取り組みを生活の為の手段とするでもなく、あるいは後悔が生んだエゴを満たすでもなく、

癒えぬ傷跡を鎧で覆わず晒け出して、見知らぬ誰かの心の窮地に駆けつけられる人でありたいです。

 

実は2014年春、出先の滋賀県で大きな事故を経験しました。

もらい事故でしたが、死んでも何ら不思議でない規模のものでした。あと50cm、車が前に動いていたら

原型留めず命を失っていた事でしょう。相手方の無事に案緒した事、満開の桜の木を眺めながら、

死に損なった思いと生かされてしまった思いにふけった事は記憶に新しい所です。

 

いつしか、自分の生涯/自分の為の人生は、あの時に終わりを告げたのだと考え始めました。

どうせ拾ったこの命です。残り儲け分を社会問題に対する救済の一助に捧げれられれば、

少しは胸を張れる兄になれるような気がします。

 

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"南天竺"は玄奘三蔵が大般若経を得るために赴いた地です。

天竺=インドというイメージが定着している事と思いますが、実際はヒマラヤ山岳地帯を天竺と呼んだ

山岳信仰らくる呼び名です。仏教開祖の主な活動の地が、ヒマラヤを南下した北インド地方ネパール

界隈の"南天竺"です。これを事業社名に掲げました。

この事業に対して宗教的な観念を挟むのが良いのか悪いのか、判断しかねますが、

意味合いを深く辿れば自分の心境と合致するものがあり、他に選択の余地は残りませんでした。

 

自分だからこそ出来る事があります。ボランティアで資金尽きるまで励むのもまた一つかも

しれませんが、継続できなければ、自分はやれるだけやったという自己満足で終わる他無いでしょう。

社会が抱える課題に対し、自分一人だけがそれをやりきった位では全く不十分である事は明白です。

日本で500社以上あると言われる特殊清掃業者の中で、可能な者は恐らく自分一人しか居ない

であろうと思われる事があります。本来清掃に関わりの無いそれこそが、自らがこの仕事に携らねば

ならなかった直接的な理由です。揺るぎない継続の覚悟をもって駆けつけ続けたい、そう思います。

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